埼玉県岡部町の乗馬クラブ。初心者からベテランまで。ビジターや会員料金案内、施設案内、馬の紹介等。悪天候でも気にせず室内馬場で練習が出来ます。

乗馬クラブ ドレッサージュ・ステーブル・テルイ l 埼玉県岡部町
ごあいさつ
代表よりごあいさつ
ドレッサージュ・ステーブル・テルイは、1992年埼玉県深谷市にオープンいたしました。
誰もが馬に親しみ、乗馬を楽しめる環境を作りたい、馬の魅力を一人でも多くの人に伝えたい、との想いから、理想の乗馬クラブを目指してまいりました。

私は馬術スポーツに憧れこの世界に飛び込みました。しかし、その原点は馬とのふれあいです。馬に触れ、馬を感じ、馬に乗る。これがすべての始まりです。
ここで私の馬の道に進むきっかけについて少し触れたいと思います。
 
私がこの馬術の世界に魅入られたのは、高校3年生の夏休みです。この年の春に父を亡くして進路を決めかねていた頃、「優駿」という競馬雑誌を読んだのがきっかけでした。その本には、城戸俊三先生の「遊佐閣下を偲ぶ」という記事が掲載されていました。
城戸先生は1932年のロサンゼルスオリンピックの総合馬術に出場され、ゴールを目前に愛馬が跛行したため、馬から降りてゴールを切ったという逸話のある方で、その愛馬精神を称えて記念碑が建てられているほどです。
そのような方だとは全く知らず、ただ馬術をやりたいという一念で先生宅を訪ねました。城戸先生からは馬術修行の厳しさと心構えをお聞きし、その後、当時馬事公苑内にあった日本馬事振興会の教官をされていた印南清先生をご紹介いただきました。
印南先生は私に向かって「立ちたまえ」「後ろを向きたまえ」と言った後、「君の背中は西中尉の背中によく似ている」とおっしゃいました。この恐れ多いお言葉をいただき、私はこの世界に入ることになりました。

日本馬事振興会で働きながら馬術に触れ、その後筑波ライディングパークの田村辰巳先生に師事。その後、本場ドイツ馬術の素晴らしさに魅せられ、馬術マイスターであるフリッツ・テンペルマン氏の下で修業。1978年に「ベライター(アシスタントインストラクター)」を、1984年に「ライトレーラー(インストラクター)」の資格を取得しました。
いつの日か自分の馬場を持ちたいと夢見て、ようやく念願がかなって乗馬クラブを設立することが出来ました。

ここ深谷の岡部町は緑が多く広々としていて、馬にとって最高の環境です。
スタッフ一同、馬のウエルフェアを第一に、お客様一人ひとりの乗馬ライフに合わせたサポートをしてまいります。
多くの方々のご来場を心よりお待ち申し上げます。

ドレッサージュ・ステーブル・テルイ
代表  照井 愼一